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スガシカオというartistについて

スガシカオという音楽を聴くようになったのは、人から大量に音楽をもらったときにアルバム三枚分が偶然入っていた。
もらった音楽にしても、一度は全部聴いてみるわけだがなんとなく、いやなんとなくっていうことはなしに音楽を持ち出して聴いていた。

嫌みのない音楽。
きっと、ほかの人ならもっと角がでそうだけど聴いていて、すっきりしている。
ほかにはない感覚の歌詞。
そういうのが好きで、ときどき聴いていた。

最近、村上春樹の「意味がなければスイングがない」という音楽に関してのエッセイがでた。
そこで、唯一邦楽として語られていたのが、スガシカオである。

しかも、最初に触れられてた曲が僕が一番好きな曲である「黄金の月」であった。
この本はスガシカオのとこだけさっと目を通した。(立ち読みで笑)
ほかのアーティストのとこも読みたいし、できれば紹介されているアーティストの音楽も買って聴いてみたかった。
でも、気分も乗らなかったし、そういうするには他に時間をあてがわないといけないので本を買うのはやめた。
村上春樹のそのエッセイを読むと文章がなんでここまでうまく「届く」のだろうと思った。
表現っていうのが、軽々と手を伸ばすように高い棚から言葉を降ろしてくるといった感じ。
そう!そういう感じ!って言いたくなる。
村上春樹はそれ以上に僕以上にスガシカオの音楽世界にうまく言い当ててたのだけれど。

スガシカオに話を戻すと、
音楽にも文章にも素人の僕が(好き勝手に)語るのならば、スガシカオの音楽というのは

夢見がちでありながら現実というものを知っている
ずっと世界は疲労していて、無反省な音楽
でも、聴いていて心地がいい

といったところかな…。
ずっと、言葉がまだまだ足りないけど。
まぁ、よこれば聴いてみてくださいな。
村上春樹の本も読んでみるといいかも。

by yoshi_kyoto | 2005-12-13 15:48 | music  

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